先行きは明るい? 肉体派向けソーラーパネル設置業務

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また、同じカリフォルニア州オークランドにあるブライトソース・エネルギーによるソーラー・サーマル・パワー工場への16億ドル融資の決定が最終段階だ。シリコンバレーの大手企業グーグル、アプライド・マテリアル社なども社屋の屋根にソーラーパネルを設置し、エネルギー事業に力を入れている。企業の取り組みもさることながら、個々の住民がソーラーパネルを自宅に設置し、エネルギー自給率を高めている。

ナスダック上場企業で社員数5000人以上のサンパワーは、アメリカだけでなくスペインやイタリア、ドイツなどで、ソーラー建築、デザイン、エンジニア、ソーラー設計管理者、会計、事務などの業種で人員を雇用している。

例えばカリフォルニアのリッチモンドを就業場所とするソーラーデザインのエンジニアの場合、土木工学、建築学の修士号などがあると、年収は1000万円を超える。しかし、ニュージャージー州の現場でパネル設置に従事する建築部長になるためには、3年の民間企業での建設・建築経験が必要とされているだけである。ただし、将来は起業家として独立が可能だ。

カリフォルニアの100戸以上の家屋の屋根にソーラーを設置してきたシェーン・イェーガー氏は「地球環境によいソーラー設置には意義を感じる。この仕事が大好き」と言う。2001年からソーラーパネルを設置してきた。就業中に手足に軽いケガをすることもあるそうだが、ソーラーパネル設置や建築など、体を動かして物を作ることが好きな人には向く仕事のようだ(写真はシェーン・イェーガー氏)。

(Ayako Jacobsson =東洋経済HRオンライン)

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