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社長同士の「紳士同盟」が社員に犯した驚愕狼藉 「社長サークル」はこうして会社を駄目にする

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仕事そっちのけでキャバクラに通う社長のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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地方都市から驚愕の投稿が届いた。

40代の女性会社員Aさん。電話で話したが、とにかく頭の回転が速い。愛想がよく、機転も利く。

おそらくルックスもいい。これから紹介する内容を読めば、容易に想像がつく。

Aさんのような人材は、どこの会社に行っても即戦力となる。そして、職場の中心的存在になり、同僚から相談を受け、上司からは重要な仕事を任される。

だからだろう。渡り歩いた会社で、多くの事件に遭遇する。そこには必ず、一流企業出身の経営トップがいた。

まずは社長の「夜逃げ」。

それは、オープンしたばかりのネイルサロンで起きた。社長は大手航空会社を引退したエリートで、性格はおおらかで太っ腹。多額の退職金を元手に、地元で開業した店だった。

Aさんは施術と営業を担当し、フル回転で働いていた。

変調の兆しは、ほどなくして現れた。社長が店に顔を出さなくなり、たまに来ると、激しい二日酔いの状態だった。

ある日、出社すると、社長の机からパソコンが消えている。慌てて社長に連絡を取ろうとするが、携帯もメールも通じない。

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