東大生がズバリ語る「頭がいい人」に共通する性格 アドバイスして貰える性格のほうが賢くなれる
いかがでしょうか? 藤井くんが最後に気付いた通り、結局「自分のことを優秀だと思っていない」という、謙虚で向上心がある人のほうが、頭がよくなりやすいんですよね。
これを踏まえて、僕が考える「多くの東大生に共通する性格」というのは以下のようなものです。
・自分でも気付いていないプライドはありつつも、基本的には他人から指摘されたことはしっかりと向き合おうとする
・自分はまだまだ、知識的にも経験的にも、ほかの人よりも劣っている面が多いと考えていて、周りにもそう公言している
こういうような人が多いような印象を受けます。
もちろん客観的なデータがあるわけではないですし、主観的な話にはなってしまいますが、300人近い東大生にインタビューをしてきて見えてきたのは、こうした要素でした。
僕は「本当に彼ら彼女らがそういう性格なのか」というのはわかりません。内面を知ることはできないので、本当は他人からのアドバイスを苦々しく思っているかもしれません。
謙虚な人は多くのアドバイスをもらえる
しかし、そう振る舞っている人が多いのは確かだと思います。どんな相手からの指摘に対してもきちんと聞く姿勢を見せて、どんなにそれが的外れなアドバイスだと感じたとしても「ご指摘ありがとうございます」と言う。そういう人が多いんですよね。
なぜ、そういう人が多いのか?それは、こういう性格の人・もしくはこう振る舞っている人のほうが、人からものを教えてもらいやすいからだと僕は考えています。
例えばこの記事を読んでいるみなさんの中には、部下や後輩・生徒や子供など、多くの「自分のほうが相手よりも、客観的に見て、年齢的にも立場的にも経験的にも優れている部分がある」人と人間関係を構築することがあると思います。
そういうときに、「もっとこうしたほうがいいよ」とか「自分も昔はここで手間取っていたけれど、こういうふうにしたほうがうまくいくと思うよ」とアドバイスしたくなるのは、どんな人でしょうか?
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