貯金できない人が知らない「節約の優先順位」 支出を見直すならまずココから手をつける
大手キャリア3社を利用しているならば、格安プランに乗り換えるだけで、これまで毎月1万円はかかっていたスマホ代が数千円は削減できます。大手キャリアのサービスを利用していて、ポイントや割引が生かせる場合は、格安プランに変更して活用するのがいいでしょう。
ただし、大手キャリアの格安プランの申し込みや問い合わせはオンライン限定となっているうえ、キャリアメールも利用できません。
自分で設定したり、問題が発生したときに対処したりする自信がないのであれば、UQモバイル・Y!mobile・楽天モバイルなどの格安スマホを活用するのも1つの方法。これなら安価なうえ、店舗でも相談できます。
首都圏在住で車を持つ必要はなし!
車には、駐車場代、自動車保険、自動車税、車検代、メンテナンス費用にガソリン代と、何かと費用がかかります。ですから、首都圏在住なら、車を手放すことも検討しましょう。首都圏では電車やバスなどの公共交通機関が発達しています。それに、レンタカーやカーシェアリングもあります。普段はあまり乗らないのに車を持っているならば、売るだけで支出を大きく削減できます。
もっとも、地方在住の場合は逆に車がないと生活が成り立たないという場合もあります。そうした場合でも、車を買うなら中古車で十分です。数十万円程度で済む場合も多くあります。金利が4〜8%と高いマイカーローンは使わないで購入しましょう。
また、リセールバリュー(買ったあと、売却するときの買取価格)も意識しましょう。一般に、ミニバンやハイブリッドカー、コンパクトカーなどは人気が高いですし、色はホワイトやブラックが人気です。こうした車を選んだほうが、高く売れる可能性があるというわけです。
低燃費・低排出ガスの、環境にやさしい車にも注目。「環境性能割」の課税は、燃費のいい車ほど軽減。電気自動車は非課税です。
■その他の固定費
家の固定電話は月2,000円前後と、スマホ代よりは安いかもしれませんが、使っていないなら完全に損です。固定電話とセット契約で安くなるサービスもありますが、これも不要でしょう。
日本経済新聞の定期購読も、実は無料にできます。証券会社の楽天証券に口座開設(口座開設自体も無料)すると無料で使える「日経テレコン(楽天証券版)」では、日経電子版に掲載されているニュースが読めます。毎月4,277円、1年で5万1,324円もの節約ができます。スマホでも読めてとても手軽です。NHKの受信料はまとめ払いがお得です。
クレジットカードの年会費は「初年度無料」となっているケースが多いものです。2年目からは解約しない限り年会費がかかるにもかかわらず、そのことを忘れて無駄な年会費を支払っている場合もあります。使っていないクレジットカードは解約しましょう。
音楽聴き放題や動画見放題に代表されるサブスク(サブスクリプション)サービスも固定費です。もし複数加入しているならば、どうしても使うものだけにして、その他は思いきって解約しましょう。
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