1000万円貯めた人が明かす「夏の超節約ワザ13選」 光熱費を下げるお得なテクニックとは

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サリスさんが最初に始めたのが固定費の見直し。

「家賃8万円の家から6万円の家に引っ越して、月に2万円を節約。また、月に1万円払っていたスマホ代も格安SIMに乗り換えて1500円に。今も年に1度、格安携帯各社のプランやキャンペーンを比較して、お得な内容に乗り換えています。必要ないと判断した保険も解約しました。

次に行ったのが食費・光熱費などの変動費の節約。まず、外食や飲み会をスパッとやめて自炊中心の生活に。週に1回のまとめ買いや作り置きで食費を削りました」

節約生活を始めて9カ月で無事に借金を完済した。

「その後は家計を夫と一緒にして、借金の返済に充てていた分を先取り貯蓄に回したり、つみたてNISAを始めたりして7年間で1000万円貯金。節約して、昔の自分がどれだけムダな出費をしていたのか、気づかされました」

1か月の主な収入
サリスさん(育休中)……約10万円(育児給付金)
夫……約28万円
※夫婦共働き時の世帯月収……約44万円
年間の貯蓄額
育休中……約120万円
共働き時……約200万円

お金を節約することで大切なものに気づく

強靭な節約マインドを持つサリスさんは、今夏の電気代値上げ対策にも抜かりはない。

「夏の水道・光熱費の大半を占めるのは電気代。そして数ある電化製品の中で、最も電力を消費するのはエアコンです。エアコンの使い方に注意しつつ、水道代、ガス代、そして食費など変動費の節約に取り組むのがおすすめです」

サリス流節電術のひとつは、電力会社の定期的な見直し。彼女は、比較サイトの「価格.com」を使って自宅の使用状況に合ったお得なプランを探し、その都度、乗り換えているという。

「今、わが家は東京電力の従量電灯に契約していて、契約アンペアは30Aです。ご家庭の状況や季節によってお得な電力会社のプランが異なるので、ぜひ、定期的にネットで電力会社のシミュレーションをしてみてください」

電力会社を決めたら、あとは実践あるのみ!

「まず知ってほしいのは、エアコンが電力を多く消費するタイミング。設定温度や扇風機の設置場所など、ポイントを押さえながら電力消費量を減らします。室内で快適に過ごせる服装や知恵も取り入れて。

そのほか、節水シャワーヘッドなどの節約アイテムも積極的に活用すると、予想以上の効果を発揮してくれます」

節電しながら日本の酷暑を乗り切れたら、節約スキルもアップしそうだ。

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