1000万円貯めた人が明かす「夏の超節約ワザ13選」 光熱費を下げるお得なテクニックとは
7. 室外機は風通しと日よけで涼しくする
室外機の吹き出し口の周りに物があると、冷房の効果がダウン。また、室外機に直射日光が当たることもマイナス効果に。
「直射日光も敵ですが、それ以上に風通しが悪いことがNG!植物なども離して置くことが大事です」
8. 断熱カーテンで室温を上げない
外気の熱が窓から侵入するのを防ぐ「遮熱・断熱カーテン」の利用も効果的。
「わが家は遮光カーテンを使っており、日中カーテンを閉めるだけで室内の暑さが和らぎます。また、窓の周りでゴーヤなどの植物を育てると直射日光を防ぎ、葉の蒸散作用によって部屋の温度上昇も抑えられるのでおすすめです」
9. 1時間以内の外出なら“つけっぱなし”が節約に
外出時は節電のためにエアコンを切る、という人も多いが、“ONのまま”のほうがお得なケースもある。
「エアコンは起動するときに最も電力を消費するので、こまめに電源を切ると、かえって電気代がかかります。1時間以内に帰宅するなら、冷房はつけたままでOKです」
10. エアコンの使用を最低限に抑える
「エアコン利用以外にも、生活の中で涼を取る工夫をしましょう。日中は図書館など公共機関を利用したり、帰宅後、冷房をつけている間にシャワーを浴びたりするのも手。汗を流している間に部屋が適温になり、設定温度28℃でも涼しく感じます」
11. 手洗いより食洗機。ただし食洗機の乾燥は使わない
子育て家庭の味方・食器洗い乾燥機にもサリス流の節電術がある。
「食器は手洗いするよりも食洗機で洗ったほうが使用する水の量を抑えられます。ただし、食洗機の乾燥機能は電力を多く消費するのでわが家では使いません。すすぎが終わったら停止ボタンを押し、自然乾燥でOK」
12. 食事は作り置きでガス代の節約にも
浪費家時代は自炊が苦手だったサリスさんも、今や毎日、自炊。
「初めは電子レンジ料理など手軽な料理からスタートし、今は作り置きもしています。1週間分まとめて作り置きをすると、ガス代の節約にもなります」
13. 節水シャワーヘッドが断然お得
「数カ月前、備えつけのシャワーヘッドから、80%節水できる3000円のシャワーヘッドに替えました。水道代の大幅ダウンに加え、ガス代も月約2000円ダウン! 思い切って買ってよかったです」
水圧の弱さも慣れてしまえば問題ないそう。
節約主婦サリスさん●かつて100万円の借金を背負っていたが、再婚を機に節約主婦に転身。現在は、7年間で1000万円を貯めた節約テクニックをYouTubeで配信中。夫と3人の子どもと暮らす5人家族。
<取材・文/大貫未来(清談社)>
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