仕事の飛躍的な効率化に貢献しそうだが、法的な問題が数多くある。
『週刊東洋経済』7月3日発売号では「生き残るための法律術」を特集。ビジネスパーソンが今の時代に必要な法リテラシーや法知識をまとめた。
ChatGPTを使うとまず何が起きるのか。本記事では6月1日時点でのOpen AI社が定める利用規約や各種ポリシーを基に読み解いていく。
よく懸念されるのが「AIの学習に使われる」という点だ。現状、ChatGPTをWebサイトやスマホアプリ(現在iOS版のみ提供)上で利用する場合、入力データはOpenAI社のAIモデル改善に利用されることがある。
機密性や秘匿性にかかわらず、入力データは、ほかのユーザーへの回答の一部として意図せずアウトプットされる可能性がある。ただし、AIモデル改善への利用を希望しないときは、オプトアウト(拒否)を設定できる。一方で、ChatGPTをAPI(ほかのアプリやサービスと連携させるための仕組み)経由で使う場合、入力データはAIモデル改善に利用されない。
考慮すべきポイントは主に3つ
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら