遊んでわかった「FF16」大刷新に見えて安定の中身 ただの大作ではなく、大きな使命を背負う一作

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さらにソニーは、2023年内にPS5の販売台数がPS4を上回る見通しを示している。いわばPS5をより成功させるためのビッグタイトルが必要だったわけで、『FF16』がそれに適しているのは言うまでもないだろう。

謎の召喚獣と呼ばれるイフリート。物語の大きな鍵となる存在だ。画像は『ファイナルファンタジーXVI』公式サイトより

さて、「PS5を牽引するためのゲーム」において重要なことはなんだろうか。コアなゲーマーはすでに本体を買っている可能性が高いわけで、やはり「興味はあるけどまだちょっと手が出ない」と考える潜在的なプレーヤーを顕在化させることにあるのではないか。そういったプレーヤーが遊ぶゲームは、なるべく手軽なほうがよい。

多くの人が理解できるストーリー

新しいゲームであるように感じさせつつも、挫折させないようにわかりやすく親切であるべきだ。そして、多くの人が理解できるように複雑なストーリーは避けるべきではないか。『FF16』はまさしく、それに沿うようなゲームに仕上がっている。

場合によってはゲームシステムに気になる点を見つけてしまったり、あるいはどうしてもストーリーの粗が目に入ってしまったりする可能性もある。とはいえ、多くの潜在的なプレーヤーをPS5に引き寄せるという意味では、『FF16』はまさしくぴったりな作品だ。テレビゲームとしての革新性よりも、安定をとったゲームといえるのだろう。

渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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