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ブラッド・ピット、こだわり豪邸を「今」手放す訳 妻との思い出の詰まった家を52億円で売却

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  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
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そのビバリーヒルズの家は、寝室が5つ、バスルームが13個。試写室、プール、テニスコート、パブのようなスタイルのバー、ゲストハウスがひとつあった。一方、今回ピットが売ったロスフェリツの不動産は、寝室5つ、バスルーム5つのメインの家に加え、4つのゲストハウスがある。

ゲストハウスはそれぞれ、寝室が2つ、バスルームが2つ。外にはプールが2つと、子供たちのためのスケートパーク、鯉が泳ぐ池。ほかに、試写室、ピットのバイクのコレクションを納めるためのガレージもあるそうだ。彼は最近、陶芸にも凝っているので、おそらくそのための部屋もあるだろう。

1997年時に空撮されたブラッド・ピットの豪邸。この後さらに敷地を広げていった(写真:James Aylott/Getty Images)

カーメルはクリント・イーストウッドが市長を務めていたこともある、安全で閑静な高級住宅街。あの美しい街に住みたいと思うのは不思議ではないが、それにしても、彼の最もパーソナルな「作品」とも言えるこの家を手放すのは、人生の新たな段階に踏み出したいという気持ちの表れではないだろうか。

2016年に離婚申請をされたジョリーとは、今もまだ泥沼の争いが続いたまま。昨年は、ふたりが共同で所有する南仏のワイナリーの半分の権利を相談もなくロシアの会社に売ったことから、ピットがジョリーを訴訟している。親権問題も解決していない。

アメリカでは共同親権が普通だが、ピットと親権を分かち合うことを嫌がるジョリーが対抗を続けているせいだ。時間がかかっているうちに、上から2番目の息子も親権の対象外の年齢になってしまった。ピットは今もできるだけ子供たちと時間を過ごしたいと願っているが、主にジョリーと一緒に暮らす子供たちとピットの関係は、ジョリーの願い通りに複雑になっているようだ。

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