「どうした? マドンナ」整形批判への反論に矛盾 女性への年齢差別に自ら囚われた姿に哀れみ
マドンナが、またもや話題を集めている。恐れることなく次々と革新的なことをやってきた彼女は、そのたびに世間から批判と感心の混じった反応を受けてきた。しかし、今回はちょっとニュアンスが違う。人々の反響に感心はゼロで、揶揄と哀れみのニュアンスが強いのだ。
きっかけとなったのは、今年のグラミー賞授賞式。プレゼンターとして舞台に登場したマドンナを見て、多くの人は驚いた。整形手術をしたのは、誰の目にも明らか。まるで昨年のオスカー授賞式でウィル・スミスがクリス・ロックに平手打ちをした時のように、肝心の賞はそっちのけで、人々の関心はそこに集まってしまったのである。
マドンナの言い分とは?
そのことに怒りを覚えたマドンナは、ソーシャルメディアで反撃した。
インスタグラムには、
「多くの人は、私がスピーチで言ったことではなく、私の顔のことばかりを話題にしました。それは望遠レンズで撮影されたもので、誰の顔だったとしても歪んで写ります」
「私はまたもや、世の中に蔓延する年齢差別、女性嫌悪にさらされたのです。この世界は45歳を過ぎた女性を祝福してはくれません。(その年齢を過ぎても)強い意志を持ち、熱心に仕事をし、冒険をする女性は罰を受けるのです」
「私は自分のクリエイティブな選択や服装について悪いと思ったことはありません。だから今からそれを始めることはしません。私はキャリアの初めからずっとメディアにけなされてきましたし、これもまた自分が試されているのだと知っています。後の世代の女性たちがより楽に生きられるよう、私は喜んで道を切り拓いていきます」
などと投稿した。
またツイッターを通じて、「世界は私のパワーとスタミナに恐れをなしている。私の知性と意志は生き延びる。彼らは私を壊すことはできない。これは、試されているだけ」とコメントした。
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