東洋経済オンラインでは、地域別の平均年収ランキングを作成した。全国トップ500社のランキング、東京都トップ500社、東京都を除く関東306社、近畿圏565社に続いて、中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)に本社を置く400社のランキングを公開する。
有価証券報告書の公開データを基に集計。純粋持ち株会社は原則として除外。単体の従業員数が10人に満たない場合や、平均賃金の発表がない企業なども対象から除いている。ランキング表内で社名末尾に「*」のある会社は主要子会社のデータを採用している。
1位はファナックは1248万円
中部地方の1位は、山梨県に本社を置くファナックの1248万円(平均年齢40.3歳)だった。ファナックは工作機械用NC(数値制御)装置で世界首位のメーカーで、産業用ロボットでも強い優良企業だ。2位は各種テスターなど電気測定器の中堅メーカーであるHIOKIの923万円(45.9歳)だった。
3位にはフジミインコーポレーテッドで897万円(平均年齢42.5歳)が入った。4位に三谷商業が895万円(41.6歳)、5位にヤマハの860万円(44.7歳)が続いた。