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JR・大手私鉄、コロナ禍「人件費削減率」ランキング 運転費、線路保存費、償却費など項目別に調査

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これを踏まえた上で、コロナ禍の影響を大きく受けた2020年度は鉄道各社の1営業キロ当たり営業費はどう変化したか。削減率が最も大きかったのはJR九州の12.9%。次いで2位が西鉄、3位がJR東海、4位がJR西日本、5位が京成、6位が京王と、JRと私鉄が入り乱れる結果となった。

削減率が最も小さかったのは相鉄でわずか1.1%。東急との直通運転に備え、準備運転にかかる経費、車両の維持管理費や設備投資増に伴う減価償却費が増えたことが要因だ。

人件費削減率はJR勢が上位に

営業費の各項目から人件費を抜き出してみた。削減率が最も大きいのはJR九州で19.1%。次いでJR西日本、JR東海とJR勢が上位を占めた。

ただ、人件費の総額と1人当たりの人件費は分けて考える必要がある。1人当たりの支給額は残業代や賞与が減少したとしても、一時帰休制度による雇用調整助成金の活用で支給額はある程度維持されていることもある。また、人件費総額の減少の要因には、鉄道以外への業務への配置転換で鉄道の人員数が減ったということも考えられる。

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【修繕費を大きく削ったのは?】

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