JR・大手私鉄、コロナ禍「人件費削減率」ランキング 運転費、線路保存費、償却費など項目別に調査
続いて、線路、電路、車両などの修繕費。削減率が最も大きいのは京成で37.6%だった。次いで京阪の33.1%、西鉄の26.8%など。削減率は小さいのはJR東日本の1.8%やJR北海道の2.1%など。修繕費を大幅削減しなくても経営的にやっていけるという判断か、それとも修繕費を削れないところまで削っているからか。
運行本数減で動力費も減少
動力費の削減率は1位のJR四国の25.7%を除けば、ほとんどの会社が10%台。列車の運行が減れば動力費も減るので、ある意味当然の結果といえる。
続いては、営業費を構成する項目の運転費や線路保存費、車両保存費など主要なものについて、変化の状況を見ていこう。
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