では、このどうしようもない気持ちにどう対処すればよいでしょうか? まずは、あなたの不信のタネがどこにあるかを考えてみましょう。なぜ、自分以外の女性(男性)の存在を疑ってしまうのか。その要因の1つに、自分への不信があると考えられます。
「私なんて、そんなに魅力的じゃない」「私のことを彼がずっと好きでいるはずがない」
自分に価値を感じられず、相手にも認められないのではないかという気持ちはないでしょうか。そのストーリーを作り出しているのは自分自身だと、どうぞ気づいてください。
不安ちゃんの姿が消えたあと、それでも彼のスマホの中身を見たいなら、正直に「見せてほしい」とお願いするのも1つの方法だと思います。オープンな性格の恋人なら、OKしてくれるかもしれません。
また、恋人がスマホを見せたくないという意向なら、無理強いせずに「私の目につく所に置かないで」と話すのもいいと思います。例えば、トイレに立つときもテーブルの上に置いていかないなど、あなたの目に入らないように、スマホを遠ざけてもらうのはどうでしょうか。
あなた自身への不信が払拭されれば、彼のスマホの中身もさほど気にならなくなると思います。お互いにとって、ストレスの少ない方法を考えてみるのもいいかもしれません。
友人の恋人に惹かれてしまう
友人に恋人を紹介され、いけないと思いながらも好きになってしまう。こんな気持ちに覚えのある方もいるのではないでしょうか。友人の恋人の外見や性格が自分のタイプという場合もあるかもしれませんが、友人の選んだ恋人だから、「この人、いいんじゃない?」と、不安ちゃんが、そう思うように仕向けている可能性もあります。
お姫様願望のように王子様を求めているわけではないけれど、人は自分に足りないところを外から補いたくなるものです。その傾向は自分に自信が持てない人ほど強くなり、自分を守ってくれる存在がほしくなるのです。そんなときに自分の目の前に現れた人がいれば、その対象として見てしまうのは自然なことだといえるでしょう。
でも、周囲にいる男性は友人の恋人だけではないはずなのに、なぜ惹かれてしまうのでしょうか? それは、その恋人にはあなたの親しい友人のお墨付きがあるからです。あなたに恋人を紹介するときの友人は、きっと楽しそうで、幸せに満ちた表情をしていると思います。そして、恋人に甘えてみたり、わがままを言ったりする様子を見せたのかもしれません。
すると、あなたの中の不安ちゃんは、「友人があんなに幸せそうなのは、恋人がいるからだ」「彼女のわがままを聞いている彼は、すごく優しい人だろう」「彼女がいいと思うのだから間違いないはず」と、友人の恋人だからこそ、評価が上がっていきます。
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