1975年、セントラル・リーグで初優勝した広島東洋カープの助っ人は、元米大リーガーのゲイル・ホプキンス選手だった。彼は77年まで日本で活躍し、米国に帰国後、医師になった。
同選手は、早い時期から引退後は医師になると決めていた。カープ在籍中も、練習の合間に医学書を読み、休日は広島大学医学部で実験を行うなど、医師になるための準備を続けていたという。
人生100年時代を迎える中で、現役期間が短い野球選手に限らず、一般の人も1つの企業にとどまらず、新分野に挑戦することが増えている。また、技術革新は著しく、職業人生を自らマネジメントするためにもスキル強化が求められる。
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