終幕!トワイライト劇場は、やはり凄かった 豪華寝台列車の旅が、25年の歴史に終止符

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写真上/乗客のあこがれを集める「展望スイート」(JR提供)、写真下/ソファセットは補助ベッドとしても使用できる

今日の部屋は2号車3番。2つしかないスイートルームのうちの1室で、中間車タイプと言われるものだ。幅1.95m、奥行き5.7mの部屋にツインベッドとソファセットなどが置かれている。日本海側に面し、窓は天井まで広がり眺望は抜群だ。

シャワーとトイレが分かれており、シティホテル並みの居住性を誇る。展望室タイプと違ってホームから好奇の視線を感じることも少なく、落ち着いて過ごせる。

寝台料金は2人で5万2440円。このほか、特急料金と乗車券が必要で、ひとり当たりの乗車料金は4万6090円(通常期)となる。JR九州「ななつ星」が1泊2日で20万以上を設定している今、それほど高いとは感じない。

ウェルカムドリンクのサービスも

A寝台ではウェルカムドリンクも

札幌駅を出て間もなく、食堂車クルーの責任者、藤井政之マネージャ ーが部屋を訪れた。

「本日はご乗車ありがとうございます。ウェルカムドリンクをお持ち しますが、何になさいますか」

スイートとロイヤルには、ウェルカムドリンクのサービスがある。赤ワインを選択した。さらに、チケットと同時に購入したディナークーポンが回収され、予約を確認。朝食の予約もこのタイミングで行う。

ひと通り食事の確認が終わると、藤井マネージャーは「すみませんが、お部屋にいらっしゃるときも、鍵は必ずかけてください」と言った。

「お部屋をノックして、中を見せてくださいという方が来るかもしれませんが、恐れ入りますがすべてお断りしてください。インターネットを通じて、見せてもらえたという声が広がると、後日利用されるお客様にご迷惑がかかることもあります。どうかご理解ください」

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