半導体大手テキサス・インスツルメンツは茨城・美浦工場で被害、全面復旧は7月【震災関連速報】

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半導体大手テキサス・インスツルメンツは茨城・美浦工場で被害、全面復旧は7月【震災関連速報】

半導体世界4位のテキサス・インスツルメンツ(TI、本社・米テキサス州ダラス)は、東日本大地震で茨城県にある美浦工場(稲敷郡美浦村)が被害を受けたことを明らかにした。建屋や製造設備に被害が生じたほか、化学薬品、ガス、水などを供給するインフラが破損しており、修理に約3週間かかる見通しだという。

同社によれば、工場は最短で5月から段階的に生産を再開する予定で、全面再稼働は7月中旬、全面再稼働に基づく出荷は9月になる見込みだ。もちろん、電力などの復旧状態しだいでは、スケジュールがずれ込む可能性もある。

美浦工場の生産量はTI全体の10%に相当。同社は、他の工場への生産シフトを進めており、ウエハ処理量の約60%を代替しうる生産拠点を特定できたしている。復旧作業には、三浦工場のほか、日出工場(大分県)、ダラス本社、マレーシア工場の社員で構成されるチームが当たっている。

福島県の会津工場(会津若松市)も被害を受けたが、すでに生産を再開。4月中旬までには全面稼働となる予定だという。
(長谷川 高宏 =東洋経済オンライン)

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