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「地方消滅」は、やはり岩手県で売れていた あの本は47都道府県のどこで売れたのか

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次に併読書です。『地方消滅』が発売された8月以降に購入された本のランキングがこちら。

RANK 銘柄名 著訳者名 出版社
1 『地方消滅の罠』 山下祐介 筑摩書房
2 『新・戦争論』 池上 彰 文藝春秋
3 『沈みゆく大国アメリカ』 堤未果 集英社
4 『資本主義の終焉と歴史の危機』 水野和夫 集英社
5 『国家の暴走』 古賀茂明 KADOKAWA
6 『文藝春秋』   文藝春秋
7 『里山資本主義』 藻谷浩介  KADOKAWA
8 『農山村は消滅しない』 小田切徳美 岩波書店
9 『住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち』 川口マーン惠美 講談社
10 『日本人のためのピケティ入門』 池田信夫 東洋経済新報社

併読書No.1は『地方消滅』への反論が書かれた『地方消滅の罠』(ちくま新書)となりました。『地方消滅』購入者の10%程度が併せ買いを行っているというのは、非常に高い比率です。さまざまな社会問題に興味を持っている読者の姿が見えてきますが、比較的発売の新しい『農山村は消滅しない』((岩波新書)が入っているところからも、地方創生に対する強い興味を感じます。

地方創生、大きく動くか

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「地方創生コンシェルジュ」という都道府県別担当者が選任されたというニュースが流れてきました。ふるさと納税も認知度が上がってきており、田舎暮らしを提案する場も増えてきています。今年は地方創生が大きく動く1年になりそうです。

しかしいずれにしても、重要なのは“現役世代がどれだけ地方創生を担えるか”です。本の売り上げを見る限りではまだまだ若い世代の危機感や注目度は十分とは言えません。本や雑誌を若い世代に届けることで地方創生に一役買っていけたらと思っています。

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