「Q」が首位!スマホアプリ最新ランキング 超シンプルなパズルゲームが大人気に

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次にゲーム以外のスマホアプリを見てみよう。続いて、アプリケーションカテゴリのスマホアプリについてみていこう。ダウンロード数でも売り上げでも首位はLINE。これは10月、11月と同じだ。

続く2位にはサイバーエージェントの子会社7gogoが運営するコミュニケーションアプリ「755」が登場した。2014年2月にサービスインしているが、年末にテレビCMを集中投下したことで、大きくダウンロードを伸ばした。

サイバーエージェントの755が大躍進

この755は、アイドルや有名人との疑似会話を体験できる公開トークアプリ。「アメーバ」で有名人のブログを運営するノウハウを蓄積してきたサイバーエージェントだからこそ、多くのアイドルや有名人を集めることに成功したといえる。

技術的に何か新しい点があるわけではなく、有名人を軸に多くのファンが参加するSNSだ。有名人にとっては「ファンとの交流」という営業をするスペースであり、ファンにとっては有名人との距離感が縮まったような雰囲気を経験できるわけである。ファンどうしで会話を楽しむプラットフォームとしても機能しており、機能限定型SNSとして特異な地位を占めるようになるかもしれない。これから、どのような形でマネタイズをしていくのかが注目されるところだ。

そのほかヤフー、アマゾン、フェイスブックなど巨大サイトの公式アプリのダウンロードが好調だった。

売り上げランキングはLINE、LINEマンガ、LINEプレイの"LINE御三家"が上位を独占した。これはAppAnnieがこのランキングの公表を始めた昨年7月以来、変わっていない。アプリケーションの順位変動は、ゲーム以上に小さく、顔ぶれはほ大きくは変わっていない。カテゴリのジャンルは、ほぼマンガ系、出会い系だ。

東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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