有料会員限定

日本のエネルギー危機はこれから顕在化する 政府の補助金や電力会社の負担にも限界がある

✎ 1〜 ✎ 235 ✎ 236 ✎ 237 ✎ 最新
拡大
縮小
LNG基地のLNGタンク
(写真:NOBUTA/PIXTA)

日本はすでに深刻なエネルギー危機の入り口に立っているのではないか。

1970年代は「オイルショック」という名のとおり原油高が背景だったが、今回は原油だけでなく、液化天然ガス(LNG)や石炭の価格急騰も影響が大きくなっていることから、「化石燃料ショック」と言ったほうがよいのかもしれない。

日本の7月の貿易赤字(通関統計)は1.4兆円に膨らみ、月次ベースの貿易赤字額としては歴代7番目の大きさだ。

その主因は単月では過去最大を記録した鉱物性燃料の輸入額(3.05兆円)だ。前年同月比では1.7兆円の増加で、その内訳は、原油と石炭がそれぞれ6000億円の増加、LNGが4300億円の増加となっている。原油は輸入量も若干増えているが、LNGと石炭は輸入量が減少しているのに輸入額はそれぞれ124%、269%も増加した。

次ページ今年の貿易赤字額は過去最大か
関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内