米国では物価高騰が最悪期を脱し、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げペースが鈍化するとの観測が、株式市場の追い風となっている。
FRBの政策姿勢に足元で変化が見られ始めたことは確かだ。7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)後の記者会見でパウエル議長は、「利上げペースを減速させることが適切となる可能性が高い」「今後の利上げ幅については、入手する経済指標次第だ」と述べている。
物価高への対応が遅れてしまったとの危機感から、FRBは3月以降、脇目も振らずに急速な利上げを進めてきた。ところが今後は、利上げを続けるものの、そのペースを経済指標に目を配りながら随時調整していくことになる。
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