プロが教える!「エアコン」の節電術と掃除方法 よく耳にする「28℃」はどれを指しているのか?
能力の低下や消費電力の増加、本体の寿命を縮めることなどにつながるエアコンの汚れ。エアコンフィルターを1年間掃除しないと、フィルターの目詰まりにより年間で約25%電気料金が無駄になるという実験結果もあります。パナソニックが行った実験では、フィルター掃除をすることで年間約1万円以上※電気代を節約できることがわかりました。ということで、ここではエアコンのフィルターの掃除方法をご紹介します。
※パナソニック製品「CS-F401D2」を使用。電気代27円/kWhでの実験
エアコンフィルターの掃除方法
エアコンフィルターの掃除方法:自動掃除機能が搭載されていない場合
エアコンからフィルターを取り外します。特に久しぶりにパネルを開ける場合はフィルターがひどく汚れていることもあるため、窓を開けてマスクをした状態で行いましょう。
掃除機を使ってフィルターにたまったほこりを取り除きます。
フィルターの油汚れやたばこのヤニ汚れ、においが気になるときは、やわらかい布やスポンジで軽くふくように水洗いします。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤でつけ置き洗いをしましょう。カビを発見した場合は、胞子をまき散らさないようにそっと浴室に運び、丁寧に洗い落とします。
洗った後は広げた新聞紙の上にフィルターを立てかけて陰干しし、十分に乾かします。直射日光やドライヤーの温風に当てることは避けてください。
エアコンフィルターの掃除方法:自動掃除機能が搭載されている場合
掃除機能付きのエアコンはフィルターから取り除いたホコリを本体内のダストボックスにためるタイプが主流なため、多くの場合自分でほこりを取り除く必要があります。
掃除機能付きのエアコンでも、油汚れやたばこのヤニ汚れ、ペットの毛や長期使用でついたにおいは取れないため、フィルターを取り外して水洗いする必要があります。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤でつけ置き洗いしましょう。
直射日光やドライヤー乾燥は避け、フィルターを十分に乾かします。