青木さやかさん「なんだかパソコンを使えない訳」 電源が入るものを避けていたらアナログ人間に

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大体のことをLINEで対応してもらっている。もしくは、紙でもらっている。

パソコンはわたしにとって、鬼門である。多くの人がノートパソコンを持ち始めてから、わたしは3回パソコンを持った。

あったほうがいい、と信用する人に強く推されたのだ。この先はパソコンがないとムリだよ、と。なにがムリなのかは具体的に聞いていないが、大変な剣幕だったからそうとうこの先ムリなのだろう。

そう思って持ってみた。だが、どうしても、自分でパソコンを開く必要性を見つけられず、開きたいと思ったときにはコード迷子(コードがどこにあるのかわからない)になっていて、やっぱりノートでいいや、と文房具屋さんでノートを購入し、好きな色を3色入れよ〜とウキウキしながらボールペンを選んだ。

DVDもアマゾンプライムも観られない…

アナログ、だと人に言われる理由はほかにもある。

テレビはつくがDVDプレーヤーが動かなくなり、もういいか、と飾りのように置いてある。本当は観たいDVDだってあるが、我慢だ。友人がアマゾンプライムなるものに入れば、何かが観られるというし、「愛の不時着」は何かに入らなければ観られないというし、「全裸監督」だって何かに入らないと観られないという。なんにも観られないじゃない! 我慢だ。

わたしはいったい、なにを観ているの?

窓の外の景色を観ている。

エフエム世田谷を聴きながら。

エフエム世田谷の聴き方はわかるわたし。

エフエム世田谷は83.4。

こんなわたしでもがんばってやっているものもある。

「NowVoice(ナウ・ボイス)」という、「各界を代表するトップアスリートたちの『声』が聴き放題」という声のサービスを、わたしも参加している。どのように録音するのかもよくわからず、迷惑をかけているが、たまにやらせていただいている。

聴くのも楽しい。インスタグラムもやっている。写真をのせて一言だから、なんとか数年続いている。ツイッターも数週間に1度はのぞいてみたりする。

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