「機械を買わないと、FAXって送られてこないですよね?」
「機械?」
「機械っていうのでしょうかね、あれ」
「FAX? FAXがないとこないよ」
「FAXがないとFAXがこない?」
「こないよ」
「じゃあ、なにしろ、うちにFAXらしきものはないので、こないですね」
「ないのね」
「ないです」
「最初から言って」
「あるかもしれないと思ったんで、すみません」
「なんであると思ったんだよ」
「わからないです」
FAXを受け取れる自信がない
「青木んちの近くにコンビニある?」
「それは間違いなくありますね」
「コンビニで受け取るか」
「なにをですか?」
「FAX」
「え」
「なに」
「そんなことができるんでしょうか」
「できるよ」
「わたしに」
「知らん」
「あの」
「はい」
「もう、わたしですね」
「なに」
「会社に来ますんで、なんでもとりに。FAXは自信ないです」
「FAXが、自信ない?」
「ないです」
「大変じゃない、来るの」
「FAXに比べたら、もう」
「青木って書いてあるファイルボックスに入れとくから」
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【FAXの次はメールという悪夢】
