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セブンと取引!高齢化・単身化で「成長」する企業 コンビニ関連企業にまだまだ伸びしろがある訳

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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武蔵野ホールディングス(非上場)は傘下に武蔵野、武蔵野フーズ、武蔵野ロジスティクスなどの事業子会社を持つ、商品開発から製造、配送までを行っている。

武蔵野はセブン-イレブン向けに弁当・おにぎり・調理パン・調理麺などの製造を行う。ちなみに超ロングセラーとなった「ツナマヨおにぎり」を開発したのは武蔵野だ。

武蔵野フーズはパンや麺の製造を担っている。セブン-イレブン店頭で販売するPBの食パンを作ったり、武蔵野が製造するサンドイッチに使用したりする。一部はセブン-イレブン以外の外食チェーンなどにも卸販売している。

ファミリーマートの総菜を作る企業

シノブフーズ(2903)は1971年にすし製造業として創業。おにぎり、弁当、すしなど米飯加工品の製造が多いが、調理パンや総菜も手がける。販売はファミリーマートなどコンビニ向けが5割超で、次にスーパー向けが多い。全国に8工場あり、シノブフーズ全体で1日平均100万食以上の商品を生産している。

今でこそ、コンビニのおにぎりののりはパリパリしているのが常識だが、パリパリのりのシステムを構築したのがシノブフーズだ。1979年に発売された同社の「おにぎりQ」はのりがパリっとしたおにぎりを簡単に食べられるとして人気を集めた。

「おにぎりQ」が開発される前は、ご飯にフィルム入りののりを巻いていたが、フィルムを外す手順が複雑だった。そこで、2重袋に入ったおにぎりの内袋を引っ張り出してのりを巻く「パラシュート式」と呼ばれる包装形態を開発。1998年からは現在のセンターカットタイプに変更した。

弁当・総菜容器のトップ企業とは

コンビニの弁当・総菜では中身だけでなく容器の品質も重要だ。これらの容器の製造・販売最大手がエフピコ(7947)で国内シェアは3割。

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1万アイテム以上の食品トレーや容器をそろえているが、その商品力を象徴するのがマルチFP容器だ。この容器はマイナス40度からプラス110度までの温度に耐えられ、油や酸にも強い。

以前は電子レンジで加熱したときに容器が変形することがあったが、この容器にはその心配がない。しかも断熱性に優れているので加熱後に熱くて容器を持てないということもないし、保温効果もある。コンビニ店内で温めた後に温かいまま持ち帰ることが可能だ。

例えば、天ぷらそばを電子レンジ(500W)で6分加熱すると、家庭用食器では表面温度が82度になるが、マルチFP容器では53度にとどまる。家庭用食器では鍋つかみやフキン、鍋敷きが必要だ。しかし、マルチFP容器は素手でレンジから取り出し、直に食卓に置いて食べることができる。

エフピコ以外では中央化学(7895)、積水化成品工業(4228)、JSP(7942)、シーピー化成(非上場)などが弁当・総菜容器の製造を手がけている。

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