アメリカのひどいインフレはいつまで続くのか パウエル議長はいったい何を間違えたのか

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ここから先は、おなじみの競馬コーナーだ。26日の宝塚記念(G1、阪神競馬場第11レース、距離2200メートル)が待ち遠しくて仕方がないところなるも、まずはその前にひとつ運試し、あわよくば「宝塚記念の軍資金稼ぎ」といきたい。

筆者の狙いは、19日に行われる3歳馬対象のダート戦、ユニコーンステークス(東京競馬場)ではなく、同日のマーメイドステークスのほうだ。阪神競馬場で行われる牝馬の芝2000メートルのレース(ハンデ戦)だが、過去4年間は連続して軽ハンデの斤量の人気薄が来ている。

今年も荒れると考えて、似たような条件の馬を探してみよう。3勝馬で、斥量に恵まれた牝馬を探すと、以下のような人気薄が並ぶ。カッコ内は前走の斥量だ。

ステイブルアスク 51.0(55.0)
トウシンモンブラン 51.0(55.0)
ハギノリュクス 52.0(54.0)
ヴェルトハイム 51.0(55.0)

マーメイドSの本命は軽ハンデ馬のヴェルトハイム

わはははは。見事に人気薄ばかりで、5番人以内の馬は1頭も入っておらぬ。たまにはこういう狙い方も面白いではないか。

2走前に、阪神2000メートルで勝ち鞍のあるヴェルトハイムを本命にして、単複で狙ってみよう。ついでにほかの3頭にワイドで流してみるのも一興で、少額でも当たれば必ずデカいはずである。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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