昔話や自慢話をしても嫌われない「50代トーク術」 どんな状況でも長々話すのはできるだけ控える

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若い人たちが2次会に行くとしても、自身はさっさと去るべきです。飲み足りなければ、1人で行く店を作っておきましょう。

自慢話をしたくなっても、1分以内です。「俺ってすごいだろう」みたいな話であっても、1分以内なら聞いてもらえるはずです。

人生経験が長くなると、話したいことがたくさん出てきます。それこそ昔話や自慢話なんて始めたら、いつまでもしゃべれてしまいますが、話が長い50代は最も嫌われます。若い世代は、コスト重視です。特に時間は大切にしています。相手が飽きているのに、だらだら話し続けるのは最悪といってもいいでしょう。

高田純次さんの「年を取ってやっちゃいけないのは、説教と昔話と自慢話」という話を紹介している記事には、こんなコメントがついていました。「昔話しかしないのは、ピークを過ぎているから」「そういう人から説教や昔話、自慢話を奪うのは可哀想」。説教・昔話・自慢話しかしない50代は、哀れみの目で見られているのです。

説教や昔話、自慢話をしたくなる気持ちは、わかります。「昔はこうだった」という気持ちは、私にもあります。50代は、おそらくみんなそうでしょう。

必要なことは話し方を工夫して伝える

でも、嘆いていても仕方ありません。私たちが経験してきたことは、若手にとって貴重な話だったりすることもあるはずです。要は、話し方や伝え方の問題なのです。

説教をしなくちゃいけないときでも、命令や決めつけではなく「こうしたほうがいいと思うけど、どう思う?」と問いかけ、決めるのは本人次第にする。昔話は、今の価値観で話す。自慢話は、簡潔にさらっと言う。そして、必ず1分以内で話す。

このように注意すれば、説教・昔話・自慢話がすべてNGというわけでもないと思います。なかなか難しいですが、自戒も込めて、私はそんな風に考えています。イケてない50代にならないよう、伝え方には十分気をつけていきましょう。

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アルファポリスビジネス編集部

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