「はじめてのおつかい」海外で噴出した思わぬ反応 「ハマった」「困惑」イギリス紙の感想も独特
別の人は「とってもキュート。子どもは大人が許す限りの能力を持っていると思う」とツイート。さらにこんな人も。「これまで見た中でも、最も奇妙な番組の1つ。でもすっかりはまった。子どもたちがすばらしい!どうやったら、あんなことができるの」。
一方で、「キュートだけど、子どもに仕事をさせるなんて、どうかしら」と疑問を投げかける声も。
また別の人は「これでもうネットフリックスは見ない」「子どもを大人であるかのように、独立した存在として扱うなんて。いったい、なんていう番組なのかしら」。
デイリー・メイルの記事の要点は、見出しに表れている。「日本のリアリティーショー、『はじめてのおつかい』がネットフリックスでヒット」「しかし、あなたは自分の幼児を1人で買い物に行かせますか?」と問いかける。「あなた」の部分が大文字になっており、「まさか、そんなことしませんよね」というニュアンスがにじみ出る。
左派リベラル系の新聞はどう評価?
左派リベラル系の新聞、ガーディアンの番組評(4月7日付)を見ると、見出しが「『はじめてのおつかい』:幼児を公共交通機関に置き去りにする、日本のテレビ番組」である。日本の視聴者からすれば、「そこ(に注目)ですか?」という突っ込みを入れたくなる見出しだろう。
ガーディアンの記者自身は、「はじめてのおつかい」の「ツボ」をよく心得ている。番組の魅力は子どもたちに自信を与えることであり、視聴者は小さな子どもが生まれてはじめてお使いに出た様子をはらはらしながら見守る。
無事お使いを果たした子どもたちが自信を持つ結末は「心温まるものだった」。はたしてお使いが成就するかどうかの「感情のローラーコースター」が「日本で根強いファンがいる理由なのだ」。ただし、「見るに値する、いい番組だったか」という問いには、「まあまあ」と自答している。
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