有料会員限定

供給不足は解消方向だが変異株、産油国次第で波乱 石油・エネルギー

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9
拡大
縮小
米シェール業界は価格が底堅ければ増産傾向が続く見通し(AFP/アフロ)

特集「世界はグレートリセットへ」の他の記事を読む

国際エネルギー市場では、供給不足は2022年に入ると解消の方向だが、新型コロナウイルスの影響や産油国の動向次第で不安定な展開が予想される。

2021年には天然ガス価格が数倍に暴騰し、原油価格も一時WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)が7年ぶりに1バレル当たり80ドルを突破、資源インフレが世界を揺さぶった。コロナ禍からの経済再開や気候要因で化石燃料需要が高まる中、2020年の価格暴落への反省や脱炭素の圧力から産油国が増産加速に慎重となり、需給不均衡が拡大したためだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内