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「帰国措置」は適切だったのか 日清製粉グループで実習生トラブル

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実習生を帰国させた監理団体と送り出し機関。雇用主、取引先の責任は?

トオカツフーズの工場では多数の外国人技能実習生が働く

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「まったく納得できなかった。多額のお金をかけて日本に来たのに帰らなければならないのなら日本で死んだほうがマシだと思った」。そう当時を振り返るのはカンボジア人元技能実習生のAさんだ。日本で働けば、高収入を得て家族を養える。そう夢見た彼女は6000米ドル(70万円弱)の借金をした。カンボジアでの研修を経て、2015年10月に来日し、食品工場で働き出した。

勤務先(実習先)は、ファミリーマートやスターバックス コーヒー ジャパン向けに弁当やサンドイッチを生産するトオカツフーズ(本社・横浜市)の山北工場(神奈川県山北町)だ。同社にはパートを含め約3800人の従業員がいるが、技能実習生は21年6月末時点で500人が働いている。安価で品質の高い食品の製造の一端を、こうした技能実習生が支えている。

Aさんらを支援する「総合サポートユニオン」によると、帰国の経緯は次のとおりだ。

16年5月、Aさんが夜勤明けに寮で過ごしていたところ、実習生の監理団体である「全国中小事業協同組合」と、送り出し機関である「ジェイ・シー・アイ」所属の数人が現れ、「試験に落ちたのでカンボジアに帰らなければならない」と告げられ、そのまま車で成田空港に連れていかれた。空港では搭乗口近くまで付き添われ、そのまま飛行機に乗せられた。カンボジアの首都・プノンペンに到着したとき、「家族に合わせる顔がない」とAさんは途方に暮れたという。

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