ターミナルの備えは万全だが、新型コロナウイルスが影を落とす。
国際線発着枠の拡大に伴い、羽田空港の施設が大きく変貌する。
同空港には3つのターミナルがあり、これまでは国内線に乗る場合、日本航空(JAL)なら「第1ターミナル」、全日本空輸(ANA)なら「第2ターミナル」、そして海外へは「国際線ターミナル」を利用することになっていた。
夏ダイヤが始まる3月29日以降、ANAが拠点とする第2ターミナルでも世界各地と結ぶ国際線が発着するようになる。
これに先行して3月14日、国際線ターミナルが「第3ターミナル」へと改称され、空港に乗り入れる京浜急行電鉄と東京モノレールの駅名も変わった。
京急の羽田空港国際線ターミナル駅は「羽田空港第3ターミナル駅」に、羽田空港国内線ターミナル駅は「羽田空港第1・第2ターミナル駅」へと変更。東京モノレールも羽田空港第1ビル駅、同第2ビル駅、同国際線ビル駅を、それぞれ羽田空港第1~第3ターミナル駅へ改名した。
3月13日深夜の京急羽田空港国際線ターミナル駅。最終電車が発車すると、作業員が案内サインの取り替え作業に取りかかった。同社によると、変更した表示は第3ターミナルだけでも150カ所に上る。空港2駅で、合わせて約50人が作業に携わった。
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