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新型コロナで利用者が激減、アジアの航空会社は大ピンチ 域内の成長戦略に急ブレーキ

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運休、欠航が相次ぎ中国や韓国の航空会社が苦境に陥っている。

羽田空港国際線ターミナルの到着案内。「Cancelled(欠航)」の表示が目立つ(撮影:梅谷秀司)

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「最近は週に2回しか乗務していなかったが、それもついになくなった」。3月中旬、香港のキャセイパシフィック航空に勤める30代の女性キャビンアテンダントは弱々しい声で話した。新型コロナの感染拡大で、震源地となった中国や香港の航空会社は深刻なダメージを受けている。

航空大手が実質破綻

「かつてない困難で、先行きは見えない」。3月11日に行われた電話会見でキャセイのパトリック・ヒーリー会長は危機感をあらわにした。同社は2020年1〜6月期に大幅な最終赤字となる見通し。中国本土便の約9割減を含め、運航能力の65%を3〜4月に削減する。すでに全社員に対して3週間の無給休暇取得を求める措置も講じており、「事態が長引けばリストラもやむをえない」(同社関係者)状況だ。

航空分析会社シリウムによると、1月以降中国本土を発着する航空便約50万便が運休した(内訳は国内線約40万便、国際線約10万便)。2月の運航便数は新型肺炎拡大前の1割強しかなかった。国際線は多くの国で中国や香港からの旅客に入国規制をかけていることもあり、3月に入ってからも発着数は底ばいが続く。キャセイと異なり財務状態が盤石でない中国本土の航空会社では、事業規模縮小や事業の売却を迫られる可能性もある。

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