「ノームコア」で行こう!気張った服はダサい お手本はジョブズやザッカーバーグ

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ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌によれば、従来は農業関係者などを中心に年間10万足ほど売れていたが、3年前から売り上げが急増。14年には45万足を超える勢いを見せた。同州の地元紙は、製造が追いつかず、3カ月待ちの状態だと報じている。

「安かろう悪かろうではなく、それなりの投資をした商品は、賢い消費者に購入されるのだなと納得している。使い捨てのような大量消費モデルは低下していくのではないか」(L.L.Beanの商品に詳しい情報筋)。反大量消費文化やサステナビリティも、ノームコアの特徴だ。

ノームコア=シリコンバレーファッション?

コーハン氏によれば、ノームコアトレンドには、有名ブランドも個性を生かしたカジュアル化で参戦している。ノームコアのアイコンといえば故スティーブ・ジョブズ氏だが、トレードマークの黒いタートルネックはイッセイ・ミヤケ製だった。だが、高級品でも、控えめなスタイルを徹底することで、新製品発表会見の際、主役である「製品」のインパクトを高めることに成功した。

フェイスブックのザッカーバーグCEOも、グレーのTシャツという、シンプルさを極めたいでたちが特徴だが、ノームコアには、シリコンバレーの風土や文化が投影されていると指摘する声は多い。

コーハン氏の分析では、数年前から始まった「体制より自由を重視する」文化の下、オフィス環境やライフスタイルのカジュアル化が進み、「ストレスフリー」のファッションが好まれるようになった。特にソーシャルメディアなどを中心に、キュービクル(間仕切り)のないオープンスペースのオフィスが増えている。

独創的な発想やイノベーションのためには、カジュアルな服装やオフィス環境が必須だ。ファッションに頭を悩ませず、よりシンプルな服装をすることによって、仕事に集中でき、自由な発想が生まれやすくなる。コーハン氏は、今後、メンズの通勤用スウェットパンツが、ノームコア・アイテムの一つとしてメジャーになると予測する。

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