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住宅ローン 借りられる額と返せる額は違う 年収の25%以内が1つの目安

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貸してくれる額と返せる額は違うことを肝に銘じてほしい

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家は人生最大の買い物であるうえに、住宅ローンの返済期間は数十年に及ぶ。病気やリストラ、離婚などさまざまなリスクにさらされ、歯車が狂うと立ち行かなくなる。購入には慎重な判断が必要だ。「この物件を買おう!」と思ったら、即断即決する前に誰かに相談することを勧めたい。

住宅購入時は、気がつかないうちに「買う理由は思い浮かぶものの、買わない理由が見当たらない」という心理状態に陥っている。

住宅購入の当事者は、主に「売り主」「仲介業者」「買い主」の3者だが、売り主と仲介業者は住宅が売れて初めて利益を得る立場だ。買い主である自分以外、購入にストップをかける立場の人はいない。

自分だけで決めずに身近な人や専門家に相談して、購入計画を冷静に見てもらうことも必要だ。

教育費を考えるなら年収の25%以内に

購入計画で確認すべき点は、借りた住宅ローンをきちんと返済していけるかどうかだ。

「年収の8倍近い額を貸してくれると言われたが、返済できるか不安だ」といった相談は、週末に契約を控えた木・金曜に多い。

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