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[INTERVIEW]アマゾン米国幹部に直撃 「非プライム会員はありえない選択だ」

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現地で経営の中枢を担うアマゾン幹部たちは、どんな未来を構想するのか。単独取材で聞いた。

竣工まもない本社ビル「DAY1」。ジェフ・ベゾスCEOはじめ、主要幹部がここにそろう

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デジタルミュージック事業部担当 副社長 スティーブ・ブーム

「音楽ユーザーは 継続率が高い」

Steve Boom●2012年アマゾン入社。音楽事業のグローバル戦略、製品開発、ライセンシング、マーケティング、ビジネス開発などすべてを統括。アマゾン入社前は米国ヤフーに10年間在籍。

「プライム・ミュージック」は、他社の音楽ストリーミングサービスとまったく違う。当社のサービスはコアな音楽ファンよりも、もっと一般的な人々をターゲットにしているからだ。配信曲数は約200万と決して多くないが、多くの人が聴きたいと思う曲がある。ほかにも追加料金を支払わずとも広告なしで聴けたり、ダウンロードできたりする機能もある。結果として、プライム会員の中で音楽サービスを使っているユーザーは会員の継続率が高くなる傾向がある。

ただ一部の会員には、追加料金を払ってでもより多くの曲を聴きたいというニーズもあった。そのため、昨年10月に「アマゾン・ミュージック・アンリミテッド」というサービスを開始した(注:日本は未対応)。プライム会員は月額7.99ドルもしくは年間79ドルの追加料金を払えば数千万曲を聴けるほか、(音声認識端末の)「アマゾン・エコー」と連動している。非プライム会員向けにも月額9.99ドルで提供している。

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