応募者10万人を採用者1000人に絞り込む--デルタ航空の低コスト採用法とは?

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匿名希望のデルタ人事部社員によれば、「応募者の中には、ただ単に飛んでみたいという真剣味のない人も多いため、手間を省かないと仕事が多くなりすぎる」とのこと。選考の前半部分を効率化することは至上命題だ。

ネットテストを通過した者には電話でインタビューする。連絡時に直接連絡がつかない場合は同社の人事選考者とその電話番号を伝えるメッセージを残す。人事のベテランが対応しなくても選考できるよう、電話インタビューはすべて記録する。

こうして、絞りに絞った全米にいる応募者のみを、アトランタ本社での面接に呼ぶ。

面接に合格してもCA候補になれたのであって、CAになれると決まったわけではない。
アトランタでのフライト・シミュレーターも使う7週間の集中特訓が待っている。CA候補は、時間に不規則でストレスの多い業務に対処できるのかを試されることになる。

デルタ航空が行っている10万人を1000人に絞る選考方法は、採用費用負担に悩む日本企業にとっても、大いに参考になることだろう。

(Ayako Jacobsson =東洋経済HRオンライン)

人事・労務が企業を変える 東洋経済HRオンライン

 

 

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