有料会員限定

健診で早期発見されたら進学就労を見据えて療育を [発達障害]発達障害の子も確実に育っていく

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

「お母さん、今までよく頑張りましたね。普通の母親では、この子たちはとても育てられませんよ」。この温かい言葉に続けて、医師から、小学校1年生の息子がADHD(注意欠如・多動性障害)であると知らされた瞬間、山口由希子さん(仮名)は、「子育ての暗闇から解放された気がした」と振り返る。

おしゃべりによる授業妨害、友達とのトラブル、授業中じっと座っていられない……、小学校に入学して以来、担任から電話がかかってこない日はなかった。家庭訪問では「しつけがなっていない」と家庭の責任を追及されてもいた。

「今までの謎が解けたという安堵感と同時に、『やっぱり』という気持ちもあった」。実は山口さんは、息子の育てにくさをずいぶん前から感じていて、すでに3歳児健診のときに保健師に相談していた。「元気な証拠、気にしすぎですよ」という保健師の言葉が今も耳に残る。もしあのとき、発達障害についての知識が自分にあったら、こんなに傷つかなくて済んだのに──。

関連記事
トピックボードAD