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成長期での早期治療を 子どもの歯と目に注意

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総額100万円前後かかる歯列矯正のメリットとは。視力矯正で弱視はどこまで治るのか。子どもの歯と目が気になったとき、親が取るべき方策を考える。

子どもの歯と目は成長期こそ矯正可能

子どもの将来のためにできるかぎりのことをしてやりたいと思うのが親心。それでも悩み深いのが歯列矯正だろう。歯並びがよいに越したことはないが、健康保険が使えないため、治療費は100万円前後。それだけの費用をかけるメリットはどこにあるのか。

日本臨床矯正歯科医会・神奈川支部長で加藤矯正歯科クリニックの加藤裕也院長はこう説明する。「歯列矯正は歯並びという美容の側面から語られることが多いが、それは咬み合わせをよくすることでもある」。

ところが、子どもの歯の矯正を考える親でも、咬み合わせについての認識は意外に低い。同クリニックでは、子どもの患者の7~8割が女児。「男の子は多少歯並びが悪くてもいいが、女の子はかわいそう」と、美容面を重視する親が典型的だという。

咬み合わせが呼吸に影響、睡眠時無呼吸症の発症も

それでは、咬み合わせが悪いとどんな問題が起きるのか。「一例は、健康を害する口呼吸の原因になること」と加藤院長は話す。

出っ歯などで口をうまく閉じられないと、口呼吸が中心になる。外気にはたくさんの細菌やウイルスがある。鼻呼吸では空気の通り道にフィルターの役割を果たす繊毛があり、その先には細菌を退治する扁桃腺がある。この二つの関所により体に入り込む細菌数が少なくなる。さらに、鼻の奥の空洞「副鼻腔」により、吸い込んだ空気の温度や湿度が上がるが、これは体に酸素を取り込みやすくする効果があるという。

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