大掃除シーズンは実家を片付けるチャンスだ。
年末年始の帰省を機に実家の片付けに取りかかろうと考えている人は多いはずだ。年末は一年のうちで親がいちばん、家の中を「片付けたい」気持ちになっているはず。このチャンスを逃す手はない。ここでは実家の片付けをどう始めたらいいか、その心得を伝授しよう。
まず認識しておかなければならないのは、「自分の家の片付け」と「実家の片付け」はまったく別物ということだ。自宅なら物を捨てるか残すかを判断するのは自分だが、実家の主役はあくまで親。親の意向は最大限尊重しなければならない。
そのため、親とのコミュニケーションが何よりも大事になる。年末年始は親と直接話せるチャンスでもある。そこで高齢化社会における片付け=大人片付けを提唱する、片付け上手塾 エグゼカレッジ表参道校代表理事の渡部亜矢さんに、“年末年始版”片付けの進む会話術を挙げてもらった(図表1)。
「親にどう片付けさせるかというスタンスでは実家は片付かない。『一緒にやらせていただく』ぐらいの姿勢がちょうどいい」(渡部さん)。キーワードは「防災」と「安心感」だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら