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本人が納得できる老後のために 次の家の選び方 本人も家族も幸せになる住み替え先を探そう。

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ほとんどの人は、可能なら長年住み慣れた家で暮らし続けたいと考えている。近所にはなじみの付き合いがあり、生活機能の面でも勝手がわかっている。

しかし、今の家に住み続けるのがマイナスになることもある。加齢によって本人の状態が変化すれば、住み慣れているはずの環境下でもさまざまなギャップが生じるからだ。

筋力が低下したり、腰やひざの痛みに悩まされたりするようになると、日々の家事をこなすのは重荷となる。慢性疾患がある場合、いつ状態が悪化するかわからない。

今や65歳以上の人がいる世帯のうち、「単独・夫婦のみ」は過半数。不安を解消するために、住み替えを選択することも必要だろう。

住み替え先に求める条件 自分なりの優先順位を

住み替え先として、どんな候補があるか。介護が必要になった場合、特別養護老人ホームやグループホームが考えられる。しかし、いずれも要介護であることが前提で、特に特養ホームは、2015年度から原則要介護3以上でないと入れなくなる。そもそも待機者が50万人を超えるため、計画的な住み替え先として位置づけることは困難だ。

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