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知の巨人・佐藤優氏に学ぶ「知の鍛え方」 書棚もすごいが実はデジタル機器も超活用

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毎月の原稿締め切り約90本、読書量は毎月平均300冊──。「知の巨人」佐藤優氏が披露するデジタル情報収集術。

さとう・まさる / 作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ、同志社大学大学院修了。新刊に池上彰氏との共著『僕らが毎日やっている最強の読み方』(小社刊)。(撮影:梅谷秀司)

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佐藤優氏にとって世の中で起きていることを「知る」ツールが新聞、それらを「理解する」ツールが書籍である。役割に応じて、使い方は明確に分かれている。

約2年前から約8割の新聞を紙からデジタル版に切り替えた。より速く読むためだ。現在は毎朝iPadやパソコンで、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、琉球新報、沖縄タイムス、聖教新聞、ウォールストリート・ジャーナル日本版の合計8紙の電子版に目を通している。

新聞のよさである一覧性を生かすために、実際のレイアウトに準じた紙面ビューワーでチェックする。重要性や関心度で、見出しだけ読む記事、リードまで読む記事、本文まで読む記事など3種類に分けて読み込んでいく。

情報を頭に入れるためコピペにこだわる

気になった記事の保存には、クラウドノートアプリの「エバーノート」を活用。iPad上で保存に値する記事を見つけたら、パソコン上のブラウザで同じ記事を開き、必要部分をコピーしてエバーノートに張り付ける。

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