[Step1]株式投資からREIT、FXまで
[ポイント1]
銀行預金や、国債に代表される債券は利回りが極めて低い。金融商品の特徴を知ったうえで、どの程度リスク資産に投資するかを決めるのが大事だ
[ポイント2]
リスク資産の代表格、株式の東証一部上場銘柄の平均利回りは1.86%。REITは全上場銘柄平均で3.78%と高い配当利回りを期待できる商品だ
[ポイント3]
FXは運用方法次第で多額の損失を被る危険が高く投資ではなく投機に分類されることも。金は安全性が高いものの利回りを生まない
定年退職、そしてリタイア後の人生を視野に入れなければいけなくなる年齢、それが50歳だ。老後の生活に向け、やはり先立つものはおカネとなる。どのように将来への備えをしていけばいいのか。
フィナンシャル・プランナーの岩城みずほ氏は、「銀行に言われるまま金融商品を買うのは最悪。現役のうちにキッチリ貯蓄を行い、運用を自分で考えて行うべき」と話す。
では、毎月の収入のうち、どれだけを貯蓄に回したらよいのか。岩城氏と経済評論家の山崎元氏が提唱する数式が「人生設計の基本公式」だ。この公式に現在の状況を落とし込むだけで具体的に将来の貯蓄計画を立てることができる。その際、少し扱いに注意が必要な用語について補足する。
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