有料会員限定

金融庁も警鐘を鳴らす危険な金融商品の実態 証券会社や銀行がこぞって勧める商品は要注意

印刷
A
A

[ポイント1]
金融庁が今年9月にまとめたリポートが、証券会社のラップ口座や銀行窓口を通じた外貨建て保険の販売実態について強烈な警鐘を鳴らしている

[ポイント2]
ラップ口座は顧客が複数の投信への運用を証券会社や信託銀行に一任する商品だが、購入時に加え保有中も高率の手数料がかかる

[ポイント3]
悪名高き「回転売買」は銀行でも行われている。限られた特定顧客に複数の投信の間を往来させ、そのたびに手数料を得る営業手法だ

 

今年7月、千葉県在住の会社員Aさん(47)に証券会社から電話があった。トルコリラ建て債券の勧誘だった。口座はほぼ休眠状態で外債の購入経験さえないAさんは即座に断ったが、その直後、トルコでクーデター未遂事件が発生した。 

この種の個人向け外債はリスクの割に利回りが低く、機関投資家は手を出さない。売れ残れば、証券会社が含み損とともに自己勘定で抱えることになるため、営業員は顧客台帳をしらみ潰しに当たり、はめ込み先を探す。株式の新規公開でも、同じく営業員の熱心さは売れ残りに対する懸念の強さを物語っている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
50歳から増やすおカネ
東京在住者の4割が将来の地方移住に前向き
日本人移住先の定番シンガポールから現地報告
離婚宣言された大半の夫「うちはありえない」
事前の準備が欠かせない、膨らむ支出の対応策
半身不随のファンドマネジャー並木秀之の独白
なぜ初心者も信用取引に誘導されてしまうのか
証券会社や銀行がこぞって勧める商品は要注意
50代からの中長期投資に向いた株式銘柄4
50代からの中長期投資に向いた株式銘柄3
50代からの中長期投資に向いた株式銘柄2
50代からの中長期投資に向いた株式銘柄①
「いい会社の株を、安く買い、長く持つ」だけ
50代の初心者に最適な投資方法はこれだ!
いまさら聞けない! 50歳からの投資術
定年したら自由を謳歌できるなんて大間違い
1億円超えを狙うサバイバル戦略【補講】
1億円超えを狙うサバイバル戦略【3時間目】
1億円超えを狙うサバイバル戦略【2時間目】
1億円超えを狙うサバイバル戦略【1時間目】
老後のおカネは1億円でもまだ足りない!
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内