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三行三様、就活の熾烈な舞台裏 学生人気は変わらず?

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3月4日開催の合同説明会(東京・渋谷)ではメガバンクブースに立ち見も

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3月から2017年春採用に向けた大学生の就職活動が本格的にスタートした。「その年の就活全体の動向を左右する」(働き方評論家の常見陽平氏)といわれるのがメガバンクの就活だ。ここ2年は採用者数が増加傾向で、16年春は3社合計で5000人超。17年春は各社とも「一切未定」とするが、前年並みの高水準になる可能性が高い。

採用数が多いとはいえ、特に総合職のメガバンク就活は熾烈だ。学生の間で3メガの人気は高い。文化放送キャリアパートナーズの調査によれば、三菱東京UFJ銀行が4年連続首位、16年春採用ではみずほフィナンシャルグループ(FG)が4位、三井住友銀行が11位と軒並み上位にランクインした。マイナス金利の悪影響が取りざたされる今年も、「漠然とした不安を抱く学生はいるが依然として人気は高い」(関東私大のキャリアセンター)。常見氏は「安定がそんなに大事か、とメガバンク就職を揶揄する人もいるが、就職先としてとても魅力的。特に受験エリートとは波長が合う。入行後は、資格試験だ、語学だ、と教育支援が手厚く、競争の風土がある。優秀な先輩も多い」と分析する。

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