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出すか出さないかは保険会社が決める 専門家はこう見る[4]

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(イラスト:ほししんいち)

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生命保険は加入することが目的ではない。支払い事由が発生したときに請求手続きがスムーズに行われ、速やかに保険金や給付金を受け取れなくては意味がない。以下、保険金などの請求から入金までの大まかな流れを見ていく。

保険証券を手元に置き まずは保険会社に連絡

保険金や給付金がもらえるかもしれないと思ったときは、まず保険会社に連絡をする。連絡を受けた保険会社は、証券番号などから契約が有効であるか、請求内容と保障が合致しているかなどを確認したうえで請求書類を送付する。やり取りをスムーズに行うためには、契約者本人が保険証券などを手元に準備してから電話をするとよい。インターネットで請求書類をダウンロードできる保険会社もある。

契約者は届いた請求書類に必要事項を記入し、診断書などの添付書類をそろえて送り返す。診断書は保険会社所定のものに主治医が記入するが、その場ですぐに書いてもらえるとは限らず、けっこう時間がかかることもある。

入院が決まったらすぐに請求書類を取り寄せ、入院中に依頼をしておくとよい。状況によっては、医療機関が発行するレシートなどで代用可能なこともある。

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