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飛ぶように売れている 外貨建て変額個人年金 専門家はこう見る[5]

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(イラスト:ほししんいち)

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銀行窓販の保険商品のうち、主にシニア層に人気があるのは第一フロンティア生命保険の外貨建て変額個人年金保険だ。金融機関によって「プレミアジャンプ・年金」や「安心2階建て」など商品名は異なるが、基本的に同じ仕組みだ。一時払いした保険料を「定額部分」と「変額部分」の二つに分けて運用することが最大の特徴。「この保険は元本割れしません」と言い切るのは、銀行の営業担当者だ。定額部分の積立利率は契約時に決定され、外貨建てでの払込保険料が100%保証される。

あくまでも元本保証は外貨ベースとなる。豪ドル建ての場合は100%以上での最低保証が選択可能だ。

定額部分は、豪ドルまたは米ドル10年金利スワップレートに応じて積立利率が決定される。現在、1.36%(豪ドル、6月30日までの契約)となっており、満期までの10年間は同じ率が適用される。米ドル建てよりも金利の高い豪ドル建てに、人気が集まっているという(同担当者)。

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