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異質な者が医療界を変える [INTERVIEW]天皇陛下執刀医 天野 篤 順天堂大学医学部教授

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3浪して日本大学に入った“非エリート医”が今や日本の心臓外科分野を引っ張っている。若手医師への熱いメッセージを聞いた。

あまの・あつし●1955年生まれ。3浪して日本大学医学部に入学、83年卒業。2002年から現職。心臓オフポンプ手術の第一人者で12年に天皇陛下の執刀医となる。(撮影:今井康一)

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──心臓外科医を目指した理由は。

研鑽したことが生かせる、将来の成長分野だと思っていたからだ。外科医は神様に近づける仕事だとも思っていた。神様が作った精密な人体の構造をいじって、決められた運命を方向転換させることができる。

──大学卒業後、医局には属さず民間病院で働く道を選んだ。

医局に入っても月給は5万円で、アルバイトで生計を立てていくしかない。(アルバイトをせず)どっぷりと一つの場所に浸かって成長体験をしたかったし、社会人としての給料を担保してくれる病院が正しいと思った。手取りの給与が月33万円とよかったので、関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)を選んだ。

その後、千葉県の僻地にある亀田総合病院に移った。当時、亀田には、米国式の最新医療を求めて、東京など各地から患者さんが集まっていた。年150例の手術に立ち会い、定期的に勉強する時間もあった。

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