身近な存在でも、あまり知られていない医師のキャリア。最初の関門が2年間の初期研修だ。
かつては出身大学の大学病院(医局)で研修することが当たり前だったが、2004年に研修制度が変わってから、研修医の希望に沿って研修先が決められるようになった。
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病院にとって研修医も戦力。研修医にいかに選んでもらうかに苦心する。都内で「勝ち組」といわれる東京医科歯科大学医学部附属病院では、昨年計118人の定員に対し、533人の学生の応募があった。大学病院と、提携する一般病院とで1年ずつ研修できるほか、「大学病院の業務自体も効率化した」(高橋誠・総合教育研修センター長)。
初期研修を終えると、3~5年の後期研修で将来の専門となる診療科を選ぶ。当初は内科などのメジャー科を志望していても、このあたりで生死を左右する責任や長時間勤務を避け、「9時-5時勤務」が可能なマイナー科に流れる傾向もある。
研修医生活の後は、医局コースか一般病院コースかが大きな分かれ道になる。医局では専門性を追究できる反面、待遇面は控えめ。他方、一般病院は待遇はいいが、経験を積める症例に限りがある場合が多い。
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