株式投資の銘柄選定でいちばん大事なのは業績だ。ポイントは、継続的な利益拡大が今後も期待できるかどうか──。そこで、独自取材による今・来期の業績見通しを掲載した小社発行『会社四季報』の最新号(2015年新春号=右写真)を基に、足元の業績が好調で、中長期でも好業績が期待される企業をキーワード別に探った。
人手不足
企業の採用活発化で恩恵
昨今の景気回復や円安などによる企業業績の好転により、企業の人材採用が活発化している。厚生労働省が発表した14年11月の有効求人倍率は1.12倍となり、22年ぶりの高い水準となった。こうした人手不足は当面続き、人材関連企業にとって強力な追い風となっている。
合同企業説明会「就職博」を企画・開催する学情は、人手不足を背景に業績が拡大中の1社だ。昨年から大卒の新卒採用は売り手市場となっており、人材確保のために就職博への出展を希望する企業が急増。出展料の単価もアップしている。ニーズが強いため、今15年10月期は開催回数をさらに大幅に増やし、過去最高益に並ぶ見通し。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら