コロナで「売れた」「売れなくなった」商品TOP30 オミクロン感染拡大後、「検査薬」が突然の飛躍

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驚異的なスピードで感染が拡大したため、自宅療養を余儀なくされる可能性が高く、専門家も風邪薬の服用を推奨したからだろう。突然自宅療養を余儀なくされる場合に備え、買い置きをした人が増えたということかもしれない。

3回目のワクチン接種が始まり、引き続き接種後に高熱を発する人が多い中で、店頭からアセトアミノフェンが消えていないのは、すでに買い置きがあるからだろうか。

オミクロン株の拡大で口紅への影響は?

最後にコロナ禍で壊滅的な打撃を受けた口紅はどうか。昨年12月には2019年比7割まで戻っていたが、オミクロン株の大流行はどう影響したかというと、思いのほか落ちなかった。

1月10日週は2019年比50%を割ったが、1月17日週は2019年比74.6%まで戻した。1月24日週は63.8%と若干おちたものの、6割は切らなかった。

1月は国民のコロナ慣れで、感染が爆発的に広がる中でも人出はさほど減らなかった。口紅が再びコロナ前の2割、3割水準に逆戻りしなかったのは、外出がさほど減らなかったためだろう。

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